約2年8ヶ月の交際が今日終わりました。
私は別れたくなかった。でも、ふられちゃった。
私が今までひろに対してしてきたことを考えれば当たり前なんだけど。
ほんとにひどい彼女だったと思う。よくここまで付き合ってくれたなと思う。
しかも、自分が最低のことをしてたなってことを本気で自覚したのは、実は今日が初めて。
そして、自分が今までどんなに愛されていたか、っていうことと、いつもしてもらうばっかりで、与えられるばっかりだった、ってことに気づいた。
ほんとにほんとに大切にされて、ほんとに愛してもらってた。
いつもひろは自分を犠牲にしてた。
それなのに、私は他人と比較ばっかりして、してもらってもしてもらっても満足しないで、いつも文句ばっかり言ってきた。
いつもいつも欲しがるばっかりで、自分は何も与えない。
そんな彼女をいやになるのは当たり前。
そのうえ嫉妬と束縛がすごかった。
あんなに愛してくれた人が、もう全く好きじゃなくなったって心変わりするほど、自分はひどいことをしてきたんだってことにやっと気づいた。
ほんとに大切なものを失っちゃった。
失うまで私は自分のひどさに気づけなかった。
そして、失ってはじめて、自分がひろのことを好きだってことがわかった。
もう自分は好きなんかじゃない、一人になるのがいやだから付き合ってる、って自分では思ってた。
でも、違くて。
別れても全然平気、って思ってた。
でも、全然平気なんかじゃない。
もうどうしていいかわかんない。
与えられるのが当たり前で、愛されてるのが当たり前で、ひろは自分のモノだと思ってた。
だから、どんなにわがまま言っても別れることはないだろうって思ってた。
自信があった。

ごめんね。
ほんとにごめんなさい。
自分のことしか考えてなかった。
自分がされたらいやなことばっかりしてきた。
ほんとに、今まで付き合ってくれてありがとう。
愛してくれてありがとう。
ひろと付き合えてよかった。